ストレス性疾患について

ストレス性疾患とは(心身症と神経症)
◆心の動きがダイレクトに身体に影響を与えます。
身体症状に大きく影響するということはよく知られており、そのメカニズムについても、神経、免疫、内分泌系の関与が次第に解明されてきています。
でも、そうしたメカニズムに精通していなくとも、実は多くの人が体験として、体の変化を知っています。
心と体は非常に密接に関係しています。これを「心身相関」といいます。そして、疾患の発症や経過に大きく影響を及ぼしているとされるのが、ストレス性疾患です。
大きく3つに分類されています。

1.カタストロフィー
天変地異など人間の力では避けきれない大きな力を指しますが、人は比較的この種には耐性があるとされています。しかし、これがあまりに大きく、後に様々な症状が現れてくるものがPTSDです。
2.ライフイベント
人生における生活の変化のことで、生活変化が得点化されており、配偶者の死が最も高いストレス度で100とされています。
3.デイリーハッスルズ
日々の生活の中でのちょっとした苛立ちやわだかまりなどを指し、現代人が最も溜めがちなものです。例えば、職場で自分が挨拶をしたのに相手はそれを無視したという場合に、少し嫌な気持ちになります。そういう小さなことでも積もり積もると大きなストレスとなります。
やる気や集中力を引き出す良いストレスもありますが、悪いものは心身によくない影響を与えます。
運動・睡眠不足、そして栄養不足。
仕事や人間関係などで、脳はフル回転で働いているのに比べ、体を動かすことは少なく、そのために1日の終わりに脳には疲労がたまっているのに、体は疲れていないという疲労のアンバランスが生まれ、そのアンバランスが睡眠の質を低下させ、慢性の睡眠不足を招きます。心にも身体にも疲労を蓄積させ、ひどくなると、うつ病の直接原因となることもあります。
栄養不足は脳にも影響します。脳が栄養不足になると、当然脳の働きがにぶくなります。これは脳のピンチです。このピンチを全身に知らせる信号が気分の落ち込みやイライラといった心の症状となって現れます。栄養不足が解消されなければ、症状が改善されることはありません。よく、カルシウムが効果的といわれますが、カルシウム不足=イライラに直結 ではありません。タンパク質・ビタミン・ミネラルなど、バランス良く栄養を取ることが重要です。
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